潜りにおけるラグ・ズレ対策
以前に潜りレポートで話題にしたズレ・ラグについての対策を、加筆・修正してみました。
Low AC Diverが繰り返しHell/Hellに挑戦すると、いつかは必ずダウンすることになる。そのダウンの原因は大きく分けて3つある。まず1つ目は判断ミスによるダウンがある。危険な状況を察知せずに無謀な動きをしたり、脱出が遅れて敵に囲まれて死んだ場合がそうだろう。2つ目は操作ミスによるダウンとなる。危険な状況を察知しており、最適な動きをしようと思っていたのに、クリックする場所が1マスずれたり、魔法がキャンセルされてしまってTLPやHealができなかった場合はこの操作ミスにあたる。そして3つ目が、ラグやズレによるダウンとなり、このページの本題となる。
まず、なぜモンスターがワープするのかを説明しよう。原理は、Duelにおける「相手の位置のズレ」と同じだ。Diver1が甲地点にいる。そしてDiver2は乙地点にいたとする。Diver1は甲地点で、モンスター(a)を殴り始める。しかし、その情報は、Diver2にはまだ伝達されていない。その情報が伝達される前に、モンスター(a)はDiver2の乙地点に近寄ってくる。だから、Diver2もモンスター(a)を乙地点で殴り始める。そして、Diver1が甲地点でモンスター(a)を殴っているという情報が伝達される。さて、このときどうなっているだろうか?Diver1もDiver2も、同じ敵を、異なる地点で殴っている。すると、敵が点滅(ワープ)するのだ、甲地点と乙地点で。これが、モンスターの位置のズレだ。これに似たことが、仲間がMarik抜けをした場合や、TLPでの移動、SCでも発生する。「私が殴られている/殴っている/SCした/追いかけられている/追いかけている敵は、ここにいるんですよ」と宣言し、その情報を他のプレイヤー伝達し、その情報を受け取った他のプレイヤーの画面では、すでに別の状況が(他のプレイヤーによって)発生している場合にズレは発生する。「え、ということは、仲間が画面内にいる限り、絶えずズレが発生しているのでは?」という疑問を持たないだろうか? その通りだ。それあまり大した違いを生み出さなかったり、致命的なものでなかったりするために、それをズレと感じないだけなのだ。
さてズレ対策というものを実際に考えてみよう。焦点は「Marik抜け方向を敵に塞がれない」ということに絞ることにする。
(1)抜ける場所は、2つ以上用意しておく
1つだけしか用意していない場合、味方のアクションによって、その座標に突然敵が滑り込んでくることがある。そうするともう逃げ道がない。できるだけ、Marik方向は開けた場所を用意しておこう。
(2)味方が自分のMarik方向で素振りをしているように見えたら、即座にMarikを始める
これは、味方の動きによって、後に発生するズレを予測するという方法だ。敵がいないにもかかわらず自分のMarik方向で味方が素振りをしているように見えたとき、それは味方の画面では敵を殴っているが、こちらの画面にはまだその情報が伝達されていないことを意味する。その次の瞬間(=味方がどの敵を殴っているのかという情報が伝達されたとき)には、自分のMarik方向に敵がワープして、Marik方向を塞ぐということがかなり高い確立で発生する。味方が自分のMarik方向で素振りを始めたのを視認したとき、即座に味方が素振りしているラインまでMarikを行えば、ワープしてくる敵にMarikを塞がれない。特に、1マスか2マスの間隔のMarik方向で味方が素振りしているように見えたときは、非常に危険な敵のワープを発生させるので注意。
基本編で述べたもの以外のズレ対策なのだが、ここまでやろうとすると非常に神経を使うし、窮屈なプレイになる恐れがあるので注意。以下に述べる対策を実行するより、他人への援護、基本的な位置取りを大事にするほうが、よりよいプレイを生み出すはずだ。あくまで目を通す程度にとどめておくだけでよい。
(3)必要以上に味方の近くに寄らない
サポートのために味方と並んで殴るということはよくあるのだが、それは常に(致命傷となりうる)モンスターの位置のズレを発生させうる。もしその仲間の状況を見て、大丈夫そうだったら、別の場所の敵を倒そう。
(4)できるだけ1on1で、開けた位置で敵を攻撃する
モンスターと仲間が密集して入り乱れている状況は、ズレという意味ではもっとも危険な状況だ。できるだけ敵をTLPによる誘導で分散し、それぞれが複数のMarik位置を確保できるようにし、複数の敵を同時に相手しないようにしよう。
(5)入り口に密着して、たくさんの敵を相手にすることは危険だと意識する
これは、ある意味でLow AC潜りの基本テクであるし、非常に有効なものであるが、モンスターの位置のズレという意味では、非常に危険な行為であると考えてよいと思う。それは、そのモンスターの集団に対するアクションを、ちょっとでも味方が行えば、そのアクションによって敵の位置がズレてしまうからだ。だから、入り口で敵を殴るときには、「ズレるかもしれない」と意識するといい。その意識があるだけで、だいぶ違うと思う。
これまでに長々と述べてきたズレ対策だが、実際には致命的なズレで死亡する確率は、非常に低いといえるだろう。4.のマニアック編でも述べた通り、そのわずかな確率で発生するズレにばかり神経を集中するよりも、基本的な位置取りや味方へのサポートに注意を向けるほうがよりよい潜りを行えるのは事実だ。そこで、比較的簡単で通常のマルチプレイに支障のない程度の対策、つまり基本編程度にとどめておくのがよい。
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