第2期 潜りレポート (その2)
日々の潜りで印象的だったシーンについて、keganiがその場での判断と行動を記していきます。
今回のテーマは、vs Storm & 犬。前回のKnight & ムカデとの判断・動きの違いに注目してもらいたい。Racco氏(ThinkingDozer氏)に録画していただいたので、動画も併せてご覧頂きたい。Racco氏の動きは(T1)〜(T4)で示しているが、もちろん簡略化されている。モンスターの位置も同様に簡略化している。
http://isweb45.infoseek.co.jp/cinema/nonettld/haha/009.lzh
・Jeanne.dArc (R, Lv47, Life 444)……Jade/Swift, Whale x2, Zod x2, HeavenのLife型
・ThinkingDozer (W, Lv47, Life 532)……Whale, Stars, Zod x3, KAOH
・stosh (W, Lv46, Life 527)……Ruby/Stars, Dia/Whale, Zod x3, KAOS
・keganist (W, Lv41, Life 548)……Mammoth x2, Zod x3, SAOH
フロアは14F。モンスターは青姉、Storm、犬。進行方向は1st→2nd→4thの順。スクリーンショットは、2ndの攻略を終え、通路を通って4thへと侵攻する箇所を撮影したもの。私が(1)に到着した時点で、前方では他の仲間3人が戦っている。動画において、TD氏が(T1)付近からなかなか前に出ずに、Marikを確保しないで戦っていることに注目してもらいたい。vs
Knight & ムカデの場合は視界に入った時点でMarikを確保しようとするが、vs
Storm & 犬の場合は、敵を飛び越えて安易にMarik確保に行くことは非常に危険だ。Knightとムカデであれば、そのアクティブになった敵は密集してくれるため、逆に安全なスペースを広げることができるが、Stormと犬ではスペースは広がらず、事態を悪くしてしまうだけになることが多い。そのリスクを考えて、「今の画面内にいるStormと犬は、できるだけそれ以上敵を起こさないように倒してゆく」ということをTD氏は実践して、前に出るタイミングを慎重に見計らっているのだ。
Jeanne氏はBow-Rであるため、すぐさま前に出ることになる。その結果として、(2)よりも前の位置のStormと犬がアクティブになり、付近のモンスターは左上方向に移動した。そのタイミングを見計らって、TD氏は(T2)へと移動して、その集団に対してMarikを確保している。(T2)でのTD氏の斬り返しにも注目してもらいたい。付近にはStormがいるが、斬り返しが終わるまでには目前の敵を倒せるという時間差を計算に入れて、付近の敵にはSCをしていない。そして(T3)に移動して斬り返しを行う頃には、私も同じ画面に入っている。

これら一連のTD氏の動きの間、私は何をしていたのか。私は(1)から(2)へと移動し、前に出るタイミングをTD氏と同様に探していた。TD氏のプレート姿が前に出たのを見て、私も前に出て(3)へと到達した。この付近でMarikを確保せずに犬やStormを斬り返し、すぐさま離脱して回復をした。そしてTD氏が(T3)に移動したのが目に入り、その動きでそちらの安全を確信し、私も(4)へと移動した。
ここから先は動画の通りで、斬り返しの位置取りに失敗してMarikし、再び斬り返しを狙うことをTD氏も私も繰り返している。最後の2匹を(5)の位置で倒すとき、私はその2匹に対して意図的にハマって赤Potionで耐えた。すぐ近くの(T4)にいるTD氏に横から殴ってもらうためだ。ここで斬り返しのために位置取りをしなおさなかったのは、Marik抜けによってこの場所から下がってしまうと、下の広いエリアの敵を起こしてしまう危険があると思えたからだった。TD氏も、私のその意図をすぐに察知して2匹をすばやく倒している。意思の疎通が見事に成立した好例といえよう。
前回のレポートで述べた通り、vs Stormと犬では正確なマウス操作が要求される。前に出る判断を下すタイミングもvs
Knight & ムカデよりも慎重さを求められる。常に100%の確率で斬り返しを決めることはおよそ不可能だ(敵のワープもありえるのだから)。斬り返しに失敗したときには、慌てずにMarikして確実に回復する。そして再び斬り返しを狙えばいい。Knight
& ムカデとは違い、上や横に抜けることは不可能なので、赤Potionを飲みながら長い距離をMarikしなければいけないこともあるだろう。そして動画の最後の場面のように、斬り返し以外の方法(近くの味方に殴ってもらうために、敢えて壁になる)ことも可能だ。特にこの方法は、切り返しのための十分な距離とスペースが確保できない場所でStormを倒すときには非常に有効なものになる。
今回のテーマは、様々な場所に高速で移動しながらのHit & Away戦法。これができるかどうかで、LA2Hダイバーの攻撃力は格段に違う。LA2H潜りを始めてしばらくの間は、敵の集団を見ると躊躇してしまって逃げ腰になってしまいがちで、安全が確保できる場所まで下がってしまうが手詰まりになってしまうことが多い。そのため、前に出ることで敵を効率的に倒せることを見出せるようになることが必要となる。今回のケースはまさにそのような状況だった(注:
[A]、[B]などはそれぞれの部屋を示す)。
・Jun-Fire (W, Lv42, Life 450)……HoS, Obs/Lion, OZ, SZ, DH, KAOH
・Xeno. (W, Lv46, Life544)……KAOH、他不明
・stosh (W, Lv45, Life 525)……Ruby/Stars, Dia/Whale, Zod x3, KAOS
・keganist (W, Lv41, Life 498)……Obs/Mammoth, Obs/Stars, Zod x3, KAOS
フロアは14F。敵はKnightとムカデ。進行方向は2nd→1st→3rdの順。スクリーンショットは3rdの左下を撮影したもの。私が(1)に到達した時点で前方に大きな集団が見えた。まずは(1)の入り口付近で1、2匹を倒した後、仲間が近くに到着したのを見て、敵の集団を飛び越えて(2)へとTLPして[B]の部屋へと移動した。私がTLPすると仲間も敵を飛び越えて視界に入る。ここからは4人それぞれが個人技で敵を倒すことになる。

(2)付近で敵を倒すと、敵が寄ってきたので(3)へとTLPで移動して[C]の部屋に入る。そこにも敵はいたので、上の集団をSCで足止めしておいて付近の敵を倒す。[C]の部屋へとTLPすると、敵の数を増やしてしまうことになるが、[B]の部屋のみで敵を倒すには場所が狭かったので、広くスペースを使うために敢えて(3)へ移動した。(3)付近の壁も、後々利用できるからだ(1stを攻略した時点で、この付近の地形は把握できていたということもある)。(3)付近の敵を倒したときには、(2)付近の敵のSCも解けて、下に下りてきた。すかさず私は(4)へとTLPして、敵の集団が下がり過ぎないようにした。これ以上Marikで下がってしまうと、4thの敵も起こしてしまうことになるからだった。(4)に移動したとき、はぐれている敵を見つけたので、その敵を倒して、集団に囲まれる前に(5)へと移動し、[D]の部屋のスペースも確保しておく。(5)付近の敵を倒していると、集団が下から迫ってきたので、囲まれる前に壁を越えて(6)へと移動する。そして[A]の部屋に戻って入り口付近の敵を倒す。
この時点で、2人の仲間が囲まれて倒れていたが、敵の数はまだ多かった。固まって移動する大量のKnightとムカデを一人で相手するのは大変なので、ここから先は、残り1人の仲間stosh氏を死なせないようにすることを第一に心がける。stosh氏も私と同じように[A]から[F]までを廻りながら敵を倒していたので、SCで援護しながら敵を倒す。こういうときには、「効果音」が重要な要素になる。味方が殴られる音や敵の攻撃音を聞くことによって、敵の位置や仲間の位置を予測することが必要になる。たとえば、(4)に自分がいて敵を倒しているとき、[C]の部屋から敵の攻撃音が聞こえたならば、その音が発する地点を迂回するように動いて[8]へと到着し、SCによる援護を行い、自分が囲まれそうになったら壁を越えて(7)へと移動するといった動きを行う。仲間が[A]の部屋の入り口で戦っているならば、私は集団を挟んで[B]の部屋へと移動して敵を分散させながら戦い、敵の攻撃音が[A]の部屋で多くなれば、[C]の部屋から壁を越えて[F]へと移動してサポート……といったことを[A]から[F]の部屋で繰り返していった。
LA2H潜りではStormと犬は強敵とみなされ、Stormと犬に挑むことに闘志を燃やすDiverは多い。しかし実は、Knight&ムカデという組み合わせが、LA2H潜りではもっともエキサイティングであるように思える。Stormと犬を倒すことでもっとも重要なのはマウス捌きの正確さだが、Knight
& ムカデの組み合わせで最も必要とされるのは、よりよいポジションを瞬間的に見出す迅速かつ大胆な判断力と思考力だろう。上で述べたような状況は、まさにそういった判断力を試されるものだった。
今回のテーマはvs Barlogの攻防。Barlogにはのけぞりがないため戦いにくい敵ではあるが、面白いものになり得る。なお、Racco氏にプレイを録画していただいたので、下のURLの動画を参照していただきたい。Racco氏の動きは図の中では(T1)〜(T5)と示しているが、動画と比較すればわかる通り、かなり簡略化されている。
http://isweb45.infoseek.co.jp/cinema/nonettld/haha/007.lzh
・Jeanne.dArc (R, Lv47, Life 444)……Jade/Swift, Whale x2, Zod x2, HeavenのLife型
・MetaNoia (W, Lv48, Life 514)……Whale, RC, Zod, Heaven x2, KAOH
・ThinkingDozer (W, Lv47, Life 532)……Whale, Stars, Zod x3, KAOH
・keganist (W, Lv40, Life 546)……Mammoth x2, Zod x3, SAOH
フロアは14F。敵は青Barlogと赤ムカデ。進行方向は、1st→2nd→4thの順。スクリーンショットは、2ndの最後の部屋の掃討から、細い通路を通って、4thの最初の部屋に突入する箇所を撮影したもの。私が(1)に到達した時点で、TD氏は(T1)から(T2)へと向かい、その周辺の敵を倒している。私は(2)に向かって、先に2ndの掃討をMetaNoia氏と一緒に終えることにした。この場所はかなり敵が密集していたが、ムカデが少なくBarlogがほとんどだったので、Marik確保は考えなかった。
Barlogにはのけぞりがないが、攻撃速度は非常に遅い。こちらに向かってくるスピードも遅い。密着した状態でもHealによる回復ができるし、どの方向にも抜けることができる。Barlogの体躯が大きいため画面は乱戦状態になるが、実はそれほど緊迫した状態ではないということが多く、囲まれた状態に見えても、全然平気であることも多い。(2)→(3)→(4)と移動しながら戦っているときには、自分の姿が見えにくくなることも多かったが、まずはムカデから倒すために、Barlogは放置していた。

TD氏は通路の敵を倒し終わると、私とMetaNoia氏に合流している。2ndの最後の部屋の掃討が終わると、私はTD氏を視界に入れながら(5)→(6)へと進んでいった。TD氏が(T3)から(T4)にTLPしたのを見て、私も同じような場所(7)に合わせて飛ぶ。動画を見ればわかる通り、かなりの乱戦に見えるが、危機的状況はなかった。殴られてもその場でHealしたり、お互いを壁にしながら、TLP→Heal→TLPを繰り返しているうちに、この場所の掃討は終わった。
Barlogは、他の物理攻撃の敵とは違い、どんなに密集していても危機的状況にはならない。むしろ、Barlogを相手にしている時に、他の敵(ムカデや姉御など)にLifeを削られてHealに失敗することがダウンの一番の原因だろう。Barlogが大量に密集していたときには、まずはBarlogは放置しておいて、他の敵を優先的に倒すように心がけている。
今回は、歩行によって敵を分散させる動きを紹介する。
・kei-w (W, Lv48, Life 589)……Whale, Whale, Zod x2, Heaven, KAOH
・ThinkingDozer (W, Lv46, Life 530)……Whale, Stars, Zodx3, KAOH
・Jun-Fire (W, Lv42, Life 452)……HoS, Obs/Lion, Zod, Heaven x2, KAOH
・keganist (W, Lv40, Life 544)……Mammoth x2, Zod x3, SAOH
フロアは15F。敵はSteel Lordと青姉。進行方向は3rd→4th→2nd→1stの順。スクリーンショットは2ndの掃討を終え、Laz
Roomの右側を上に向かって進行した場面を撮影したもの。1st Roomに進行した時点でSteel
Lordの集団が見えた。この時には4人がほぼまとまって進んでいたため、何の迷いもなくその集団の下に(1)の位置で密着し、4人で壁を作って殴り倒すという非常にオーソドックスな戦法を選択した。この戦法はもっとも安全であり、サポートも必要なく、ここで誰かがダウンするということもあり得えないと確信できた。

そこで私は、敵を効率よく倒すために仲間3人とは別の動きをすることに作戦を変更した。下方向からまとまって殴ることは3人に任せ、私は(2)の位置(=一番上のSteel
Lordから1マス離れた位置)にTLPした。すぐに集団の上部分に位置する4匹のSteel
Lordは私のほうに向かってきた。ここから(3)の位置まで歩いてその4匹を引っ張り上げた。この時点でこの4匹は下の集団とは完全に分離した。そしてこの4匹に密着される直前に(4)にTLPして、Laz
Roomの角に引っ掛けながら、斬り返しで全てのSteel Lordをノーダメージで倒し終えた。この4匹の倒した後に仲間がいた位置に戻ってみると、すでに仲間は下の集団の掃討を終えて、1st
Room横の部屋の敵を掃討し始めていた。
(2)から(3)への移動をTLPで行うと、せっかく自分に対して向かってきた4匹のSteel
Lordが元の場所に戻るかもしれないと思えたため、この時には敢えて歩行によって移動し、4匹との距離を1マスのまま維持して誘導した。敵の誘導・分散という戦術は、細かいTLPによる移動によって行うものというのが一般的な常識だが、こうやって歩行によっても誘導は行える。さらに歩行による誘導の場合、魔法詠唱を潰されないというメリットもある。
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