LA2H-S概論 (ver. 1.1)

 このページでは、LA2H潜りにSで挑戦するための方法を紹介する。私ことkeganiの実体験に基づくが、もちろんのこと完成の域に達しているというわけではない。読者諸氏のご意見・ご感想をお待ちしている。これから私が紹介するLA2H-Sというものは、LA2H-Wの経験がないと実践不可能なものだ。LA2H-Sというものは、振りの遅さ、耐久力の低さ、攻撃力の低さなどのさまざまなな要因のため、LA2H-W以上に扱いが難しい。LA2H-Sにチャレンジしてみたいという勇敢な読者諸氏は、まずはLA2H-Wの経験を積んでもらいたい。


装備
 アクション性を楽しむLA2H潜りでは、「こちらの物理攻撃が95%ヒットすること」と「敵の物理攻撃がほぼ100%ヒットすること」が前提となる。この前提を満たすための装備は、Wとは違ってSの場合は選択肢が少ない。武器の振りがもともと遅いため、King's Axe of Hasteでは攻撃速度の速いモンスターに対して斬り返しができず、武器はKing's Great Sword of HasteかKing's Staff of Hasteに限定される。Wに備わっているTo Hitのボーナス(+20%)もSにはないため、King's/Hasteだけでは不足し、Gold Amulet/Ringが必要とされる場合もある。さらには、Sの打撃攻撃力は低いため、of Titanなどのダメージ増強装備を選択する必要も生じる。

 LA2H-Sの装備には、MS型とLife型の2パターンがある。MS型の場合は、膨大なManaを備えるSの特徴を使うもので、WやRとは比較にならないほどの耐久力を備えることができ、連続ヒットを受けても余裕を持ったプレイができる。しかしその過剰なまでの耐久力の高さは、アクション性を楽しむはずのLA2H潜りの面白さを減じてしまうというデメリットが生じさせるということは否めない。アクション性を楽しむためには、アイテムでLifeを増強しておいてHealingで回復しながら潜るという選択肢を採ることになる。このLife型の場合は、下のようなWhale + WhaleやMammoth + Mammothの選択肢以外は得策とはいえない。

Life型 (Whale x2)

・King's Sword (Staff) of Haste
・Ruby Helm of the Whale
・Diamond Armor of the Whale
・Jade Amulet of Titans
・Dragon's Ring of Titans
・Gold Ring of Titans
Life型 (Mammoth x2)

・King's Sword (Staff) of Haste
・Obsidian Helm of Mammoth
・Obsidian Armor of Mammoth
・Dragon's Amulet of Titans
・Dragon's Ring of Titans
・Gold Ring of Titans

 上の装備では、できるだけ打撃ダメージを高めて攻撃回数を減らすためにof Titansを3つ装備しているが、多少の攻撃力ダウンには我慢してZodiac 3つを装備するという選択肢も存在する。Zodiacを装備する場合、To-Hitの底上げができるためGold Amulet/Ringが不必要となり、最大 +60のLife上昇もできるというメリットがある。SのManaはもともと多いため、Dragon's/Zodiacである必要はなく、生Zodiac +20で十分だろう。

(2002/08/12 追記) 上の説明ではLife型のみを紹介しているが、いきなりMSなしのLife型でLA2H-Sにチャレンジすると、ダウンの連続となって楽しめないため得策とはいえない。そこで、まずはKing's Staff Haste, Obsidian Helm Giants, Obsdian Armor of Harmony, Dragon's/Titans x3といった装備でMSを張ってプレイしてLA2H-Sの感触を掴んでみよう。その装備に慣れたら、Harmonyを外してプレイしたり、上で紹介したLife型装備にMSを張ってプレイするといったステップを踏めば、スムーズに上達できる(とはいっても、MSを外してプレイした瞬間に劇的な変化が必要とされるのは否めないのだが)。

Potionと補給

 Right氏によるLA2H-W概論を見て頂くとわかる通り、LA2H潜りというものは、「できるだけ回復はHealingで行う」ことがセオリーとなる。当然LA2H-Sも、厳密にそのセオリーに従う。Sの魔法詠唱速度は全クラス中で最速であるため、Healingによる回復は容易だ。しかし装備の関係でLifeをWやR並に増やすことはできず、上で紹介したWhale + Whale型でも最大338, Mammoth + Mammth型では最大298となるため、敵に連続ヒットを与えられると非常に脆く、青Potionだけを持参してHealingのみで回復しようとすることは得策ではない。ベルトに4つ、INVに4つぐらい赤Potionを入れておいて、緊急事態に備えておく必要がある。Storm系モンスターが出てくると、のけぞり回復速度が遅いことも影響して、危険なシチュエーションがどうしても生まれるし、Dia Roomへの突入でもそのような事態は必ずあるはずだ。

 もともとManaが多いSがHealingによって回復しながら潜るため、その燃費のよさはLA2Hではクラス最高となりうるが、後述する魔法の使用法では、Mana消費量が多いGolemを常に使用するため、結果的にはLA2H-WやRとは補給のタイミングも同じようなものになるだろう。

(2002/08/12追記) MSを張らずにLife型で潜り始めた時に、最初から赤Potion 8個ではあっという間に赤Potionを使い果たしてしまい、青Potionが残っているのに補給に行かざるを得なくなるだろう。まず最初は赤PotionはWで潜るときと同じかそれ以上に持参しておけば、青Potionがなくなる頃に赤Potionも尽きて、無駄な補給を行わずに済むはずだ。


基本的戦術
 基本的戦術は、Right氏がLA2H-W概論で述べていることと同様となる。簡単にここで紹介するなら、Marik抜けのできるポジションを確保すること、壁・柱・障害物などの地形効果を最大限に利用すること、SCは最小限に押さえてあくまで足止めに使用すること、細かいTeleportで敵を誘導・分散させて、1 on 1の状況を作り出すといったところだろうか。LA2H-SはLA2H-Wに比べてLifeがかなり少ないため、Marik→TLP→Heal→TLPという一連の回復動作は、Wの場合よりはるかに頻繁になる。さらに、その攻撃力の低さ(=マッシロ装備のLA2H-Wよりも低くなる)のおかげで、敵を倒すのに時間がかかることにも留意しなければならない。

 しかし、敵に密着されない状態では、その魔法詠唱速度の速さを利用した高速移動が可能であり、WやRよりも敵に魔法を潰される可能性は遥かに低い。その機動力の高さを生かして、1st→3rdや3rd→4thといったMarikスペースが確保できない方向に進行しているときには、1番に飛び込んで下や左の部屋の敵の配置を偵察し、司令塔として戦況をコントロールすることはLA2H-Sが担うべき役割といえるだろう。

モンスター別対策
Storm系……LA2H最大の敵、Storm系。基本的な戦い方は、Right氏のTechnical Manual for Warriorに述べられている通り、しっかりと1 on 1の状況を構築して斬り返しを狙うことだ。しかしWのKing's Axe of Hasteに比べれば、SのKing's Staff of Hasteの攻撃速度はかなり遅いので、無闇にShift Onで素振りして待ち構えても、タイミングが合わないと密着されてしまうこともあるので注意が必要だ。しっかりとStormとの最適な距離を測って、斬り返しを確実に成功させよう。体勢回復が遅いSは、Storm系からのハメ抜けの時には2 Hit貰うこともあるので、充分に注意が必要だ。
……Storm系の次に対処が難しいのは犬だろう。WのKing's Axe of Hasteであれば、最初の一撃を入れられても反撃してハメることが可能だが、LA2H-Sでは不可能であるため、Storm系同様、斬り返しは必須となる。犬からのハメ抜けは1 Hit貰うだけで成功する。
Barlog系…… Barlog系は攻撃も遅く、比較的簡単に倒せる敵だが、こちらが攻撃してものけぞりがないため、反撃されることを常に想定しておかなければならない。Telepo斬りによって密着して攻撃するのは問題ないが、常に脱出できる場所を確保して、1 Hit貰ったら即座に抜けて回復し、再び立ち向かうのが正解だ。
Viper系……動きが読みづらいViper系も恐い相手だが、Barlogとは違ってのけぞり動作があるため、一度こちらがはめてしまえば心配することはない。普段は攻撃速度は速くないが、ときおり連続ヒットを与えてくるため注意が必要となる。
Knight系……もっとも攻撃が遅く、のけぞり動作もあり、直線的で単純な動きの敵。不用意なTLPによって囲まれさえしなければよいのだから、物理攻撃系の敵ではもっとも対処がしやすい敵だろう。LA2H-S入門時の絶好の練習相手といえる。
Succubus系……魔法による攻撃を行う敵に対しては、その場での回復が100%可能であるため、注意すべきことはほとんどない。位置取りなど気にせず、小休止のつもりで気楽に殴ろう。ただし、LA2H-SのLifeは低いため、集中砲火を浴びれば回復が間に合わないことも発生しうる。振り子運動を行いながら、早めの回復を怠らないようにしよう。Succubus, Snow WitchにはFBが効果的なので、WやRのPotion消費を抑えるためにも積極的にFBを使用するとよい。
Mage系……LA2H-Sにとっては面倒臭いだけの敵。LA2H-Wは、16FのAdvocate以外のMage系はCritical Hit1発で倒せるが、打撃攻撃力の低いLA2h-Sの場合は途中で逃げられてしまう。LA2H-Wと一緒に同じ敵を殴るか、他の種類の敵を殴るなどの工夫をしよう。

LA2H-Sの魔法
 SC中心のサポート型S、FBとCL中心の魔法攻撃型Sとは違って、LA2H-SはKing's/Hasteによる打撃が主な攻撃手段となるにもかかわらず、その打撃力は低いというジレンマを抱えている。そのジレンマを解消するための手段がGolemとなる。Golemは打撃の補助として利用できるだけではなく、敵を寄せ付けることができるため非常に便利な魔法ではあるが、消費Manaが非常に多いためLA2H-WやLA2H-Rは頻繁に使用することはできない。普段はTLP、Healing、必要最低限のSCとFBぐらいにしかManaを用いないにもかかわらず膨大なManaを備えるLA2H-Sにとって、Golemは必須の魔法といえるだろう。ある時は敵を素早く倒すために、ある時は仲間が敵に囲まれるのを防ぐために、頻繁に使用しよう。

Dia Room対策
 LA2H-Wとは違ってLifeが低く、のけぞり回復速度も遅いLA2H-Sにとって、敵が密集している場所に飛び込まなければならないDia Roomへのダイブは非常に困難なものとなるだろう。特に最初の飛び込み時に捕まってしまうと、なすすべもなくダウンしてしまう可能性がある。LA2H-SでDia Roomへダイブする時には、最初に飛び込みたい地点付近を、LA2H-W時よりも多めにSCで固めておく必要がある。その最初の飛び込み時にBKの集団に捕まらなければ、高速な魔法詠唱によってDia Room内を縦横無尽に動き回ることは可能だ。自分で多くの敵を相手しようとは考えずに、画面全体を見渡してSCやGolemによって仲間3人を上手く援護することを第一に考え、自分は孤立した敵を着実に倒していこう。最初の飛び込み時に捕まりさえしなければ、赤Potionを使用することなくDia Roomダイブを終えることも可能だ。

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